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沖縄と「金」の関わり|日本と金の豆知識

日本各地に金との関わりがありますが、その中でも沖縄は昔から金との関係性が深い地域で、現在でも新たな鉱床の開発が進められています。今回は、そんな沖縄と金との関わりについてご紹介します。


【目次】

沖縄と「金」①海底熱水鉱床

沖縄と「金」②沖縄国際海洋博記念メダル

沖縄と「金」③沖縄復帰40周年記念メダル

まとめ


沖縄と「金」①海底熱水鉱床

沖縄にある金に関するものの一つに、海底熱水鉱床があげられます。海底熱水鉱床とは、海の深部にある鉱床です。海底に染み込んだ海水がマグマによって熱せられることで、地殻から有用元素が抽出され、その熱水が海底に噴出して冷却される過程で金や銀が沈殿します。この海底熱水鉱床は世界各地にありますが、日本では沖縄近辺で見られており、開発が進められています。

海底熱水鉱床は、日本の資源として大きな役割を担っています。日本は海に囲まれた島国なので、鉱物という資源は海外の国に頼らざるをえない状況です。そのため、海底熱水鉱床の開発が進むことで資源を国内で供給できるようになります。

2017年、沖縄の海底熱水鉱床にて、世界で初めて水中ポンプによる揚鉱が成功しました。これは新たな資源獲得に向けて大きな前進です。今後は環境への配慮などを行いながら、商業化に向けた取り組みが行われていきます。


沖縄と「金」②沖縄国際海洋博記念メダル

沖縄では過去に金を素材に用いた記念メダルをいくつか発行しています。その一つが沖縄国際海洋博記念メダルです。

1975年、沖縄の日本本土復帰記念事業として沖縄国際海洋博覧会が開催されました。およそ半年にわたって開催され、そのとき記念として発行されたものが、沖縄国際海洋博記念メダルです。

このメダルはK18で、重量は14.5gです。博覧会で日本政府が出展したアクアポリスという半潜水型浮遊式海洋構造物がデザインされています。現在、この沖縄国際海洋博メダルにはプレミア価値はなく、金相場によって価格が決まる傾向です。


沖縄と「金」③沖縄復帰40周年記念メダル

近年発行されたものでは、沖縄復帰40周年記念メダルがあります。

沖縄復帰40周年記念メダルは、沖縄の日本本土復帰から40周年を祝して発行された記念メダルです。「重量65gの純銀製メダル」「重量11.5gの純金製メダル」「重量98gの純金製メダル」の3種類が記念メダルとして販売されました。重量98gの純金製メダルは、わずか10枚しか発行されていません。メダルごとに製造番号が刻印されておりて、当時105万円で販売されていました。

デザインは3種類共通で、沖縄を象徴する建造物である首里城と、沖縄本島の形が描かれています 。また、40周年を表す“40”の数字も描かれており、沖縄が返還されたことの歴史的な意義が伝わるメダルです。

先ほどご紹介した沖縄国際海洋記念メダルにはプレミア価値はありませんが、沖縄復帰40周年記念メダルは発行枚数がとても少なく、希少性が高いことから今後プレミア価値がつく可能性があります。特に98gの純金製メダルに関しては、国内でわずか10枚しか発行されていないので、価値の高騰が期待できるでしょう。このような記念メダルをお持ちの方は、一度査定に出して価値を確かめてみてはいかがでしょうか?


まとめ

これまでご紹介したように、沖縄は金との関係性が深く、昔から記念品として金が用いられてきました。現在でも海底熱水鉱床の揚鉱が成功するなど、採掘技術の向上が進められ、金との関係は密接です。今後は沖縄の海で金が取れるようになるかもしれませんね。


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