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北陸地方と「金」の関わり|日本と金の豆知識

北陸地方といえば、雄大な自然や海の幸を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?石川県や福井県などは、旅行に行ってみたい地方としても人気です。そんな、北陸地方は意外と金との関わりが強いことをご存じでしょうか?ここでは、北陸地方と金との関わりについて、詳しくご紹介します。


【目次】

北陸地方と「金」①金沢の金箔

北陸地方と「金」②富山高専の純金を集める授業

北陸地方と「金」③北陸新幹線記念メダル

まとめ


北陸地方と「金」①金沢の金箔

北陸地方で金といえば、石川県の金沢が有名です。名産の一つとして金箔があり、お土産屋さんなどでも美しい輝きを放っています。どうして金沢が金箔の産地になったのかというと、いくつかの理由があります。

まず、気候が適しているということです。金箔は1万分の1ミリという非常に繊細な薄さで、静電気を持つものにくっつく性質があります。そのため、金箔を取り扱うには、適度な湿度が必要とされています。金沢は、日本海側に面しており、非常に雨が多い地域です。また、季節風の影響や暖かい海水が流れてくる影響で、金沢の平均湿度は70%を下回ることが少ないです。乾燥を嫌う金箔づくりにおいて非常に環境が良いのです。

また、金沢の伝統工芸品をはじめ、金沢では金箔の需要が非常に高いです。さらに、浄土真宗の信仰が厚いことで、さまざまな仏壇や仏具に多くの金箔が用いられてきました。このような背景をもとに、積み重ねられた技術によって、今の金沢と金箔の密接した関係が成り立っているのです。


北陸地方と「金」②富山高専の純金を集める授業

富山県にある富山工業高等専門学校では、廃棄物から金を抽出する授業が行われ話題となりました。同校では多くのパソコンを保有しており、入れ替え時には、約100台ものパソコンが廃棄物となったのです。これを科学の力でエコ利用できないかと考えた教授は、廃棄されたパソコンから基盤を取り出して、金を抽出することを検討したのです。

意外と知られていませんが、パソコンなどの電子機器の基盤部分には微量ながらも金が使用されています。このような廃棄された家電から金を抽出する動きが活発になっており、「都市鉱山」と呼ばれ話題になっています。また、これらの電子基板の中には、希少なレアメタルなども含まれており、リサイクル資源の活用が期待されています。

そして、学生たちが授業の一環で、廃棄されたパソコンから純金を抽出した結果、約2.13グラム(時価約1万円)の純金が回収されました。捨てるはずだった廃棄物が資産として変わったのです。


北陸地方と「金」③北陸新幹線記念メダル

北陸といえば、2015年の北陸新幹線(金沢~長野駅間)の開業が記憶に新しいです。これによって、金沢~東京間が最短2時間28分で移動できるようになりました。東京都心部から北陸に足を運びやすくなり、観光客が増加するなど、北陸の話題性が一気に高まったのです。

この新幹線の開通を記念して、金沢をイメージした純金製の「北陸新幹線開業記念メダル」が販売されています。限定50個の販売で、価格は108万円(税込)です。直径は50mmで、決して大きくありませんが、重さが84.5gと純金ならではの重みを楽しめるようになっています。メダルに製造番号が打刻されているため、世界に一つだけの限定メダルともいえます。JR西日本が正式に商品化の許諾をしているため、コレクターの間でも話題性の高いアイテムです。


まとめ

北陸地方は、金沢の金箔や富山工業高等専門学校による純金の抽出授業、そして北陸新幹線の記念メダルなど、古くから現在に至るまで金と密接に関わっています。そんな、金との関わりが近い地域だからこそ、眠っている貴金属があるかもしれません。使っていない金があれば、買取依頼を検討してみてはいかがでしょうか?


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