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北海道と「金」の関わり|日本と金の豆知識

北海道は全国でもその広大な土地柄、多くの金鉱山をもつ場所として栄えてきた歴史があります。北海道は金買取専門店も多く、貴金属や宝石の売買も盛んな場所。道内各地で数々の埋蔵金伝説が古くから言い伝えられるほど、金に関心のある土地柄なのです。今回は、北海道の金鉱・金脈についてご紹介します。


【目次】

北海道と「金」①鴻之舞鉱山

北海道と「金」②弟子屈町の岩石

北海道と「金」③ウソタンナイ砂金採掘公園

まとめ


北海道と「金」①鴻之舞鉱山

鴻之舞鉱山は、北海道紋別市にある金鉱山です。明治29年から昭和初期にかけて、紋別だけでも数多くの金鉱が発見されました。オホーツクゴールドラッシュと謳われながら街は潤い続け、昭和11年には金の産出量2t超えを達成し、日本で一番の金鉱となりました。

最盛期には人口1万3,000人を数え、学校や病院・映画館・社宅などの福利厚生施設も整えられましたが、第2次世界大戦を皮切りに街の勢いも失速。新しい鉱床が発見されるも10年も経たずに閉山しています。

にぎわった街は衰退した姿に変わり果て、いつしか忘れられた山中の街跡となりました。現在は地図上からも消えてしまっていますが、鴻之舞鉱山の面影を残す上藻別駅逓所(鴻之舞金山資料館)は、国の登録有形文化財として残されています。

オホーツク海に面し流氷が押し寄せる紋別へ行く際には、日本の大金山として名をはせた鴻之舞鉱山跡地へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?


北海道と「金」②弟子屈町の岩石

弟子屈(てしかが)町は北海道の東側にある摩周湖・屈斜路湖に隣接した町です。北海道内のゴールドラッシュの全盛期が過ぎた後にも、住友金属鉱山が金鉱脈調査をしていた場所です。しかし、当時は金脈の発見にはいたりませんでした。2010年、楠目久定氏が質の良い金鉱石を発見。自ら調査会社を立ち上げ金脈の調査を進めています。

弟子屈町の金鉱山のすごいところは、通常1tの岩石中に約5gとされている金が、6倍近い約30gも含有されていたことです。また、レアメタルなども豊富に含有されており、需要の高い鉱物の発見に町全体が期待を寄せています。

長い時間を経て地上に表層を表す金脈ですが、その時間は恐ろしく長いものです。先にご紹介した鴻之舞鉱山は1,000万年前、弟子屈町は100万年前のものとされています。地下深くに眠っている金や銀が火山帯のマグマで溶かされれば、それが鉱脈となることもあり、温泉地の地下などには金が眠っている可能性も高いようです。


北海道と「金」③ウソタンナイ砂金採掘公園

ウソタンナイ砂金採掘公園は、北海道浜頓別(はまとんべつ)町にある公園です。川に入って砂金取りを楽しんだり、水槽の中から砂金を取ったりすることができます。常駐のインストラクターが見つけ方や取り方のコツを教えてくれるので、初心者でも本格的な砂金取りが体験できます。

ウソタンナイ砂金採掘公園は、1898年に初めて砂金が発見されゴールドラッシュにわきました。日本最大の金塊が発見されたことでも有名で、なんとその大きさは768.75gにもなります。数年で鉱区税の値上げと企業による鉱区買収で砂金取りは終了しましたが、現在でも砂金は発見されていることから、上流には金脈があるものと考えられています。

ウソタンナイ砂金採掘公園内にはキャンプ場も併設されていて、大人200円・小学生100円で利用できます。砂金取りは一人500円で体験できます。営業期間は6~9月で、北海道の爽やかな夏を満喫できますね。砂金が取れなくても、ここにしかない最高のロケーションで、自然の中で川遊びやピクニックができ、小さなお子様でも楽しめるので、家族連れの方にはおすすめのレジャースポットです。


まとめ

北海道は昔から金との関わりがある地で、少量ですが今でも採掘されている場所もあります。北海道に訪れた際には、鴻之舞鉱山跡地やウソタンナイ砂金採掘公園に足を運んでみるのも良いでしょう。


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