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金貨の購入価格は?世界の有名な金貨とその価格をチェック

金貨は時代や発行された背景により、実際の貨幣価値以上に高値となることもあります。「手元に置ける美しい資産」だと憧れている人も多いようです。しかし金貨には世界中にたくさんの種類があるため、初心者はどれを購入すれば良いのか迷います。金貨の基礎知識と、その種類について紹介していきましょう。

【目次】

金貨の価格は「金の価値」と「重さ」で決まる

有名な純金金貨

 ・カンガルー金貨

 ・ウィーン金貨ハーモニー

 ・有名なK22の金貨

プレミアが付いている金貨だとさらに高くなる

まとめ


金貨の価格は「金の価値」と「重さ」で決まる

各国で発行されている金貨は、法定通貨としても使えますが実際に流通しているのを見かけることはありません。現在の金貨は投資や収集が目的とされることが多く、通貨として使うよりも「金」として扱った方が価値が高いことが多いからです。

投資用とされる金貨は「地金型金貨」と呼ばれますが、その代表格であるカナダのメイプルリーフ金貨は、お金としての額面は地金の価値のおよそ10分の1程度です。地金型金貨は使われている金の重さの時価相当分に、純度評価を加えた価格で取引されます。地金型金貨の場合、重さの単位はオンスで表されます。メイプルリーフ金貨は現在1、1/2、1/4、1/10、1/20オンス金貨という5種類が発行されています。

金貨には日本でも皇室の節目に発行する記念硬貨もあります。こちらは「収集型金貨」と呼ばれるもの。枚数が限られているためその希少性によって価格が決まります。地金型と違い金相場の影響をほとんど受けず、収集者の需要によって価格が変動します。


さらに詳しく知りたい方はこちら→金の価値を決める際の大切な指標「比重」とは

有名な純金金貨

世界の有名な純金金貨(K24)を紹介していきましょう。

先に挙げたメイプルリーフ金貨は、カナダ王室造幣局発行で99.99%の純度を誇ります。その名の通りカエデの葉が刻印された印象的な金貨を、どこかで見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。片面にはかつて英国の植民地であった名残として、エリザベス二世の肖像が刻まれています。1979年に発行されて以来、世界から資産価値の高さが認められている人気の金貨です。


カンガルー金貨

可愛らしいカンガルー金貨は、オーストラリアのパース造幣局が発行する、純度99.99%の金貨です。美しい輝きとともに、毎年カンガルーのデザインが変わることでも人気があります。かつてはナゲットと呼ばれる自然金塊の図柄があったことから、ナゲット金貨と呼ばれていたこともあります。投資性の高い地金型金貨でありながらも、デザインが変わることから趣味で収集するファンが多いことでも知られています。


ウィーン金貨ハーモニー

ウィーン金貨ハーモニーはオーストリア造幣局が発行する、純度99.99%と高い信頼性を持つ硬貨です。音楽の都らしくウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をモチーフに、パイプオルガンやビオラなど楽器のリリーフが施されています。2004年には限定15枚、額面が約10万ユーロという世界最大級サイズの金貨が発行され、話題となりました。


有名なK22の金貨

現在、地金型金貨の主流はK24ですが、K22の金貨もあります。K22の地金型金貨の場合は、金の含有量と金貨の総重量が一致しないため、純金よりも重いのが特徴です。

K22を代表するクルーガー金貨は南アフリカ共和国造幣局によって発行され、1967年からの歴史があります。一時期隆盛を誇っていましたが、政治的な問題により人気が一挙に下落しました。現在は限定的に販売されるのみで、流通が減り、プレミアが落ちて価格も下降傾向にあります。

アメリカ合衆国造幣局発行のイーグル金貨はかつて10ドル貨幣として実際に使われていましたが、現在では1986年から発行されている地金型金貨の名称となっています。勇壮なイーグルと女神が刻印されており、そのデザインからコレクターの間では人気があります。イーグル金貨のK22含有率は91.67%です。ちなみにアメリカでは、2006年以降K24(99.99%)のバッファロー金貨も発行されています。

さらに詳しく知りたい方はこちら→金貨の種類|目的別「3種」の金貨について知りましょう

プレミアが付いている金貨だとさらに高くなる

同じ種類の金貨であっても、発行枚数が少ないものや古いものは、金自体の価格よりも高値で取引される傾向があります。

例えば日本国内の金貨は古いものほど価値が高くなり、特に江戸時代以前などのものはかなりの高額になります。時代が新しいものについては、よほど発行枚数が少なくなければプレミアは付かないようです。

メイプルリーフ金貨やウィーン金貨は純度も高く人気があるためプレミアが付けられますが、カンガルー金貨は純金のレートに多少上乗せされる程度です。

同じ純金でも中国のパンダ金貨は、純度が不安定であまりプレミアが付けられずに取引されています。ただ一部の発売年では人気があり、一般的なものよりも高値となります。


まとめ

同じ貨幣価値を持つ金貨であっても、売る場所や時期によってかなりの違いがあるのは、金相場の動きに合わせてプレミアが関係しているからです。

投資として金貨を購入する際にはこうした点についても、考慮に入れておいた方が良いでしょう。


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