Original

種類によって見た目も値段も違う?!K18の豆知識~ジュエリー編

国内のジュエリー素材として一般的なK18。K18の種類と特徴、同じK18でも値段に差が生じる原因をご存知でしょうか?今後の豆知識としても役立つ、知っているようで意外と知らないK18の種類と値段に関するいろはをご紹介します。


【目次】

数ある金の種類の中でも日本ではK18が主流な理由とは?

  ・国によって人気の金の種類が違う

こんなにたくさん!K18の色の種類一覧

  ・K18には様々な色合いがある

K18の見た目・種類を決める割金

  ・金を丈夫にしより美しく魅せるための割金

K18ジュエリーの価格がお店や色合いによって変化する理由は?

  ・K18の価値・値段を決める4つのポイント

まとめ


数ある金の種類の中でも日本ではK18が主流な理由とは?

国によって人気の金の種類が違う

金の種類はK10、K18、K22、K24と様々です。中でも、日本では金としての価値も十分にあり、さらに普段使いにも耐えうる強度をもったK18がジュエリー素材として多用されています。しかし、海外では事情が違います。各国でジュエリー素材として使用される金の種類は、お国柄を映す鏡とも言えるのです。


ポーランド


物価が安く、かつ気軽にアクセサリーを身に着ける女性が多い東欧のポーランドでは、K10素材のジュエリーが人気です。

アメリカ

頑丈な素材が好まれているため、K18よりもK14の人気が高いです。ハワイアンジュエリーでも、多くの商品にK14素材が使用されています。

イタリア

ショッピングや仕事に出かける時など、日常的にジュエリーが使用されているイタリアでは、日本同様K18素材の使用が主流です。金としての価値を維持しつつ普段使いに耐えられる点、実用性を兼ね備えている点で重宝されています。

中国


豪華絢爛な金の人気が高く、金=財産として認知される中国では、純金つまりK24を素材としたジュエリーが人気です。


さらに詳しく知りたい方はこちら
金の種類ってどれくらいある?それぞれの金の価値や買取価格とは


こんなにたくさん!K18の色の種類一覧

K18には様々な色合いがある

ここでは、K18の色の種類と特徴をご紹介します。

K18の色合いは、よく目にする金色だけではありません。金に特定の金属、例えば銅、銀、パラジウム(割金と呼ばれる)などを配合することで、次のような様々な色合いが生まれるのです。

※割金の種類と比率はメーカーによって若干異なります


ホワイトゴールド(割金の種類と比率の例 パラジウム4:銀6、パラジウム4:銅6など)

一見するとホワイトゴールドはプラチナそっくりです。ただし、白さの維持で決定的な違いが生じます。プラチナの場合は、主金属がプラチナで元から白いため、たとえ外側のコーティング(ロジウムメッキ)が剥がれたとしても、ほぼ色味の変わらない白さを維持できます。


一方のホワイトゴールドでは、金にパラジウムなどの白い割金属を混ぜているため、元の色合いはシャンパンゴールドのような白と金の中間色です。そのため、外側のメッキが剥がれてしまうと、元の色が現れて色むらが生じるデメリットがあります。ただし、再メッキをかけることによって白さを取り戻すことは可能です。


イエローゴールド(割金の種類と比率の例 銀5:銅5、銀4:銅6など)

金の色合いを活かしたカラーです。K18製品のなかでも人気の高い色合いです。特に日本人の女性の肌になじみやすいカラーとして、幅広い年代層から支持されています。


ピンクゴールド(割金の種類と比率の例 銅7:銀とパラジウム合計で3)

ピンクがかった可愛らしいカラーで若い女性を中心に人気です。アンティーク風のジュエリーなどでは、雰囲気が増すためによく使用されています。銅の配合率が高いため時間経過とともに、よりピンク色が強くなったように感じられることもあります。

パラジウム配合比率の違いにより、ピンク色の濃い・薄いに変化が出る点も特徴です。


グリーンゴールド(割金の種類と比率の例 銀7:銅3)

金の色合いが抑えられた、ほんのりとしたグリーンの色調が感じられる優しい色合いです。日本ではまだ珍しいですが、オランダやフランスなどの金細工が発達した国々では、数百年以上前から馴染みのある色合いとしてアンティークジュエリーに使用されています。


その他

日本ではほとんど見かけませんが、レッドゴールド、パープルゴールド、ブルーゴールドなどの色合いもあります。


さらに詳しく知りたい方はこちら
金・銀・プラチナ・パラジウムなど「貴金属の特徴と価値について」


K18の見た目・種類を決める割金

金を丈夫にしより美しく魅せるための割金

先に述べたように、K18の色合いは、金と混ぜ合わせる割金によって変化します。ただ、割金の役割は色のバリエーションを作り出すだけではありません。強度を維持するためにも大切な役割を担っているのです。


色のバリエーションを増やす割金

金の色合いが変わることで似合う人・ファッション・イメージがガラリと変化します。75%の純金に25%の銀・銅・パラジウム・チタン・鉄などの割金を違った配合率で混ぜることで、多種多様な色合いのバリエーションが生まれるのです。


強度を高めるための割金

純金のままでは強度に欠け、どこかにぶつける、引っ掻く程度の衝撃で金が変形したり、欠けたりしてしまいます。そのため、75%の純金に金よりも固い他の金属=割金を混ぜることで強度を上げています。


注意!時代・メーカーによって異なる割金配合と見た目

例えば同じ「イエローゴールド」でも、25%の割金にどの金属をどの位の割合で配合するかによって色合いが違ってきます。時代による色合いの変化もありますが、メーカーによってオリジナルの色合いを作り出しているケースもあるので、同じ色合いでジュエリーを揃えたいという方は、注意が必要になるでしょう。


例)25%の割金に使用する貴金属の割合と色の変化

銀4:銅6→銅が多いため赤味が強く、昭和のころに人気の高かった色合いです。

銀5:銅5→銅の赤味がおさえられています。

銀6:銅4→赤味よりも黄色みが強い、現在主流の色合いです。


K18ジュエリーの価格がお店や色合いによって変化する理由は?


K18の価値・値段を決める4つのポイント

同じK18にも関わらず、購入するお店や色によって販売価格が違うことは多々あります。何が価格差を生み出しているのでしょうか。


流行

プラチナ人気が高かった頃は、プラチナよりも安く購入しやすいホワイトゴールドの需要が高まり、イエローゴールドよりもホワイトゴールドの価格が高くなったことがありました。需要と供給の関係で、流行・人気の色合いにより値段が変わってくることがあるのです。買取りの現場も同じで、ピンクゴールド、ホワイトゴールドなど人気の高いK18買取りに力を入れているお店もあります。


割金の種類

稀少価値のあるパラジウムの割合が多いホワイトゴールドと、銅の割合が多いピンクゴールドを比べてみると、原価が高いのはホワイトゴールドです。原価の違いも、店頭販売価格に反映されることがあります。買取り価格に割金の種類が反映されることは稀ですが、特定の色合いをより高く買取るお店があるのも事実です。


ブランド品であるかどうか

ブランドという付加価値が付くことで、同じ種類、同じ分量の金でも値段が高くなります。買取り時も同様にブランドジュエリーは高く評価される傾向にあります。


まとめ

同じ金種のK18でも色、特徴、値段と様々な違いがあります。買取り品としても多いK18ジュエリーに関する知識はぜひともおさえておきたいところですよね。K18に関する豆知識をお客様との会話に役立て、よりジュエリーの世界を楽しむきっかけにして頂ければ幸いです。


【関連記事】

海外では人気の金の種類!K22に関する知っておきたい知識4つ

【純金・K24】金純度99.99%以上・フォーナイン純金の特徴と魅力


【新着記事】