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金相場は?コインなどに使われるK22の金について

日本ではあまり馴染み深いものではありませんが、中国や東南アジアを中心にジワジワと人気を拡大しているのがK22の金。日本でもよく見かけるK18やK24とはどういった点が異なるのでしょうか。

今回はそんなK22に焦点を当て、価値相場や取り扱いの注意点など、その特徴を詳しく解説していきます。今までK22という言葉を知らなかった人も、知れば必ず今後の役に立つものですので、しっかりチェックしてみて下さい。


【目次】

「K22の金はジュエリーや金貨にされることが多い」

「K22の金を取り扱う時の注意点」

「海外でK22が人気の理由」

「相場はだいたい純金の9割」

まとめ


「K22の金はジュエリーや金貨にされることが多い」

K24、K18といった言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。身近なアクセサリーなどでもよく使われている素材です。しかしその陰で、最近密かに注目度を上げてきているのがK22の金です。K22は純金含有量が91.7%で、その他の混合物が8.3%混じった金のことで、中華圏の東南アジアや、香港などで多く見られます。一番の特徴はその輝き。純金にも匹敵する眩い輝きを放ちます。

純金含有量が91.7%あるということは、性質や輝きもK24にかなり近いということです。ですから使われ方もK24とほとんど同じ。金投資用の金貨にされたり、ジュエリーなどに使われています。世界的にも人気の高いアクセサリーブランド、クロムハーツにも使われており、そこを発端に近年知名度を上げてきています。

純金は価値が高い分、硬度が低く、扱いにくいのが欠点としてありましたが、K22の場合はK24よりも硬度が高く、それでいてK18よりも高級感があるので、まさにそれぞれの長所を良いとこどりした金、と考えればわかりやすいのではないでしょうか。

更に詳しく知りたい方はこちら
海外では人気の金の種類!K22に関する知っておきたい知識4つ


「K22の金を取り扱う時の注意点」

よく勘違いされているのですが、金は純度が高ければ高いほど、硬度が低くなっていきます。ですから、K24よりもK22の方が、K22よりもK18の方が、硬度としては高くなるのです。

そして、K22がK24より硬度が高いといっても、まだまだ金属としては柔らかい部類に入ります。アクセサリーとして使う際には、注意して扱わないと壊れてしまうこともあるでしょう。

そうなると買取に影響を受けてしまうことにもなりますから、細心の注意を払いながら扱っていかなければなりません。

またK22は完全な純金ではないため、酸化してしまうこともある、ということを覚えておきましょう。もしも手持ちのK22アクセサリーが酸化してしまった場合、ぬるま湯に中性洗剤を溶かして浸け置きし、その後に柔らかい布で拭きあげると、再び輝きが戻ることがあるので試してみるのも良いでしょう。


「海外でK22が人気の理由」

普段あまり耳にすることも少ないK22は、日本国内よりも海外での人気が高いことが特徴です。ペンダント、ネックレスなどのアクセサリーのアクセントとして活用されたり、高級感あふれる万年筆のペン先素材としても活用されています。

またK22は海外の地金型金貨の素材としても多用されています。例えばアメリカが発行するイーグル金貨や、南アフリカ共和国が発行するクルーガーランド金貨、イギリスが発行するブリタニア金貨などがその代表例。

純金にも引けを取らない高品位の金として、密かに人気を上げてきているのです。


「相場はだいたい純金の9割」

金の含有量が91.7%という数字のため、K22の金相場もおよそ純金の9割となることが多いです。有名ブランドのアクセサリーであれば、アクセサリーとしての価値も加味した金額が付けられることになります。

先ほど解説したように、K22は金属としては比較的柔らかい種類になりますので、K18に比して変形やゆがみなども起きやすくなっています。せっかくの価値をみすみす下げてしまうことのないよう、取り扱いには十分に注意しましょう。

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過去の金価格の傾向から今を知ろう!約20年の金相場の傾向とは?


まとめ

普段はあまり耳にすることも少ないと思いますが、K22はその輝きと確かな品質で、ジワジワと人気を伸ばしてきている金の種類です。純金の約9割という高い相場も魅力となりますので、使ってよし、集めてよしのハイブリットなアイテムと言えるでしょう。

K22を使っているアクセサリーとして有名なのはクロムハーツです。もしかしたら、K22という意識なく、持っている人もいるかもしれませんね。もしも自分も持っているのだとしたら、そこを起点に金投資をスタートするのも悪くありません。


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