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1グラムあたりの金の価格は純度に左右される!

「K24」や「K18」といった言葉が聞かれるように、金製品はそれぞれ純度が異なります。また、金の国内価格は1g(グラム)あたりの価格を基準に計算され、その値動きは国際金価格やドル円の為替レートに左右されます。

ここでは、国内金価格の計算方法や金の純度について解説していきます。金の売買で失敗しないためにも、仕組みをしっかりおさえておきましょう。

【目次】

金は1g(グラム)あたりの価格を基準として計算される

純度を表す単位はK(カラット)

なぜ金に他の金属を混ぜる必要があるのか

取引前にグラムあたりの価格相場を確認しておきましょう   

まとめ


金は1g(グラム)あたりの価格を基準として計算される

日本国内で取引される金の価格は、「1グラムあたりの円建て価格」を基準にして計算されます。

金の国際価格は1トロイオンス(約31.1035グラム)当たりの価格を米ドル建てで表示するのが世界標準で、この国際価格を1グラムあたりの円建てに換算したものが国内金価格になります。

国際金価格÷31.1035×ドル/円レート=国内金価格(円)

そのため、国内金価格はドル円の為替レートの影響を大きく受けることになります。円高ドル安の場合は国内金価格が下がり、円安ドル高の場合は国内金価格が上がる、という仕組みです。

金は常に世界中の市場で取引されており、金価格はその都度変動しています。さらに為替の影響も受けるため、日本で金投資する場合は国際金価格とドル円の為替レートを注視することが重要になるのです。


純度を表す単位はK(カラット)

金を表す表記として、「K24」や「K18」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

この「K」は「カラット」と読み、金の純度を表す単位として用いられます。多くの金製品は純金ではなく、他の金属と混ぜ合わせて作られることが多いです。そのため、どのくらいの割合で金を含んでいるかという「金の純度」をカラットで表す必要があります。

日本では、金の純度が24分率で表示されています。K1ごとに金の含有率は4.17%ずつ上昇し、純度100%の純金は「K24」、含有率が75%の場合は「K18」となります。価格は金の含有量に左右され、金の純度が高ければ高いほど価格も上昇します。

ちなみに、宝石の質量を示す際に用いられるカラットは「carat」で、金の純度を表す「karat」とは別物です。日本で「24金」といった表現がよく使われるのは、宝石のカラットとの混同を防ぐためとも言われています。

さらに詳しく知りたい方はこちら→金の種類ってどれくらいある?それぞれの金の価値や買取価格とは

なぜ金に他の金属を混ぜる必要があるのか

ジュエリーでは「K18」や「K14」といったものがよくありますが、なぜ純金ではなく他の金属を混ぜた合金が使われているのでしょうか。

この理由には、純金のある特性が影響しています。K24の純金は、硬度が柔らかいため型崩れしやすく、傷もつきやすいというデメリットがあります。しかし、他の金属と混ざりやすいという特性があるため、合金にすることでデメリットを補っているのです。

また、どの金属どの割合で混ぜ合わせるかによって、色味の異なるゴールドを作り上げることができます。純金に純銀や純銅を混ぜ合わせることで、ジュエリーでも人気の高いピンクゴールドやホワイトゴールドの輝きを生み出しています。

取引前にグラムあたりの価格相場を確認しておきましょう   

金の取引を有利にするためには、グラム当たりの価格相場を確認しておくことが重要になります。国内金価格は、様々な媒体で確認する事が出来ます。新聞にも掲載されていますが、こちらは前日の価格になりますので、最新の情報を知るためには、インターネットで金現物の売買を行っている企業のホームページを確認するのが確実です。

国内金価格は国際金価格を元に為替換算されているため、国際金価格の値動きを把握することも忘れないようにしてください。

国際金価格はLBMA(ロンドン貴金属市場協会)のホームページなどで確認できるので、ドル円為替レートとあわせて確認してみましょう。また、金を取り扱う会社によって売買価格が異なります。金を販売する時は高く買い取ってくれる会社を、購入する時は安く買い取れる会社を探すようにすることがポイントです。


さらに詳しく知りたい方はこちら→金を売りたいけど相場が分からない!価格はどうしたら上がるのでしょうか?

まとめ

国際金価格とドル円為替レートを元に、1グラムあたりの国内金価格が設定されます。ジュエリーでよく聞くカラットという単位は金の純度を表すもので、純金に他の金属を混ぜ合わせることで金のデメリットを補強する役割を果たしているのです。

金は純度が高いほど高価になり、1グラムあたりの金の価格はこのカラットに左右されます。金製品を売買する際は、取引前にグラム当たりの金相場を確認することが重要です。また、有利に取引を進められる会社を見つけることも大切になります。


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