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金投資の特徴を確認!「守りの資産」として活用していきましょう

投資と言えば、株式やFX、個人向け国債といったものを想像する方が多いでしょう。しかし、金も投資の対象であり、株式や通貨のような「紙の資産」にはないメリットがあります。歴史的にも資産として扱われてきた金には、どのような投資メリットがあるのでしょうか。

ここでは、資産としての金の歴史や金投資のメリット・デメリットを紹介いたします。情勢変化の影響を受けない「守りの資産」である金の特徴を確認し、賢い資産形成につなげていきましょう。

【目次】

金は古くから「資産」として扱われている

金投資のメリット

金投資のデメリット

他の投資と比べた時の金投資の長所

まとめ


金は古くから「資産」として扱われている

「実物資産」である金は、長い歴史において一度も無価値になったことがありません。

古来より希少性と美しさから世界共通の資産として扱われてきた金は、紀元前から通貨として流通していたほどです。

大航海時代の16世紀にスペイン軍のピサロがインカ帝国に侵入し、インカ王アタワルパの保有する金銀財宝の提供を申し出て、アメリカ大陸からヨーロッパに大量の金を流入させました。これにより、ヨーロッパ経済は大きな影響を受けることになったのです。

日本でも江戸時代は金貨が使用され、明治から昭和初期までは金を紙幣に直接交換することもできていました。

1970年代まで取られていた金本位制では、金の価値を基準に紙幣の価値も決められていました。体制が終了した今でも、世界中の中央銀行が準備資産として金を保有しています。

このように、価値がなくならない金は古くから資産として重宝されてきました。


さらに詳しく知りたい方はこちら→なぜ「金」には価値があるのか?その用途、価値の変遷とは

金投資のメリット

金投資のメリットは、何と言っても政治・経済に影響されず、安定した価値を維持できることでしょう。

預貯金や株式といった「紙の資産」は、国の経済状況や信用度によって価値が都度変化していきます。万が一国の財政が破綻してしまったら、価値が0円になってしまうリスクをはらんでいるのです。

金は発行主が存在せず、特定の国の政治リスクに左右される心配がありません。世界中で通用する資産であるため、どこの市場でも売買することができます。

金はそれ自体に価値があるので、世界情勢が不安定になったり紛争が起きたりした場合に、特に価値が上昇する傾向にあります。

また、物価が上昇してインフレになった場合は現金の価値が下がってしまいますが、金の価値は上昇します。金は資産の目減りを防ぎ、長期的に安定した資産形成を実現します。

将来が不透明でリスクが多様化する現代だからこそ、現物で保有できる金投資のメリットは大きくなっています。

金投資のデメリット

金には、預貯金の利息や株式の配当金といったような、保有しているだけで得られる収入(インカムゲイン)がありません。

また、日本で金を買う場合は円建て価格で購入することになるため、米ドル建ての国際金価格とドル円レートの影響を受けてしまいます。そのため、為替の影響で国際金価格に対して国内金価格がさほど上昇しない、といったケースも発生し得ます。

金は売買する業者によって価格設定が異なります。本来であれば、純度と重量が同じであれば同じ価値になる金ですが、仕入れ値やマージンの設定などによって価格の違いが生まれるのです。

一般的に販売されている1kgの金地金(バー)を購入するには、500万円以上(2018年4月現在)のまとまった資金が必要になるという点も考慮しておかなければなりません。

そして、金は現物であるからこそ盗難のリスクは常に付きまといます。それ以外にも、地震などの災害により紛失してしまう可能性もあるので、保管方法には十分注意が必要です。

他の投資と比べた時の金投資の長所

国や企業の信用をベースとして取引される「紙の資産」は、情勢変化の影響を受けやすく破綻すると価値がなくなってしまうリスクがあります。

しかし、金はそのものに価値があるため、資産価値がなくなる心配がありません。紙の資産の価値が暴落するような局面で、金の価値は上昇する特徴があるため、値動きに左右されずインフレ対策をすることが可能です。

このように、リスクをとってリターンを狙う「攻めの資産」が目減りしてしまう状況をカバーしてくれるのが、「守りの資産」である金なのです。


さらに詳しく知りたい方はこちら→なぜ今「金」が良いと言われているの?その理由を分かりやすく徹底解説!

まとめ

金は歴史的にも無価値になったことがなく、古来より資産として扱われてきました。金自体に価値があるため、経済状況や信用度により価値が左右される紙の資産とは異なり、情勢変化のリスクに左右されることがありません。

しかし、株式などとは異なり、金は販売会社によって売買価格が異なるという点に注意する必要があります。だからこそ金投資を行う場合は、より高い効果を得られる会社を選定することが重要になります。


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