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初心者さん向け!押さえておきたい古物市場の種類別特徴と強み

商品の在庫が不足している、安く商品を仕入れたい、もっと品揃えを充実させたい……これからご紹介する古物市場はこうした希望を全て叶えてくれます。ただし、一言で古物市場といっても様々なジャンルがあり、市場によって特徴が異なることもよくあります。安心して古物市場に参入できるよう、押さえておきたい古物市場の種類と、それぞれの特徴や強みをみていきましょう。

【目次】

古物市場について

 ・市価よりずっと安い仕入れ値が実現できる場所

古物市場の形式について

 ・得られるメリットや対象者が違う!古物市場の形式に注目してみよう

 ・初心者でも適正価格で落札可能【平場】

 ・相場感が必要な【大会】

 ・徐々に値が上がる【競り上がり】

 ・一発勝負で強い相場感が試される【本ヤリ】

宝石・骨董品・インターネット市場などジャンル別の古物市場

 ・取引対象の古物市場に参加してみよう

関西・関東で雰囲気のまったく違う古物市場

 ・関西の古物市場は上級者向き?

まとめ


古物市場について

市価よりずっと安い仕入れ値が実現できる場所

古物市場とは簡単に言うと古物商(リサイクルなど中古品売買を営む方)の間で商品の売買・交換などを行う市場です。売る側は不要な在庫処分により在庫調整を行うことができ、買う側は市場に出回る中古品よりも安い価格で、商品の仕入れが出来るというメリットを持ちます。

古物市場は全国各地で開催されていますが、参加するには警察の公安委員会が発行する古物商許可証が必要となります。また、古物市場によっては事前連絡が必要な場合や業歴で参加者を絞ったり、一見さんお断りで紹介が必要であったりなど、それぞれのルールが存在します。興味のある古物市場があったら、まず主催者に問い合わせましょう。


さらに詳しく知りたい方はこちら→開業を目指す初心者さん必見!金買取りビジネスに関する基礎用語

古物市場の形式について

得られるメリットや対象者が違う!古物市場の形式に注目してみよう

古物市場では欲しい商品に入札をしていきますが、平場、大会、競り上がりや本ヤリ方式など、古物市場によって採用される形式が違います。素人でも参加しやすいものから上級者向けのものまで様々です。ここでは代表的な形式についてご紹介しましょう。

初心者でも適正価格で落札可能【平場】

参入したての新人とベテランが一同に集い競り合うため、初心者であってもベテラン達が付けた値段を指標に落札することで適正価格による購入が可能です。

相場感が必要な【大会】

事前に出品商品のリスト(金額は書かれていない)が提示され、現物確認後、システマチックに落札が行われます。1回で大量の仕入れをしたい方に向きますが、強い相場感がないと入札はかなり厳しいです。さらに出品者は数週間前から出品予定商品を預ける必要があるため、売る側にも在庫調整が難しいという点がデメリットとして挙げられます。

徐々に値が上がる【競り上がり】

発句(8万などの掛け声。相場よりも少しばかり安い値から始まる)から声の掛け合いで徐々に値段が競り上がる方式です。初心者でも参加しやすい形式です。

一発勝負で強い相場感が試される【本ヤリ】

発句に対して一斉に皆が落札購入額を言い、一番値段が高かった人が落札する形式です。最低落札金額が決められていない場合も多く、かなり早いスピードで進行していきます。相場感のない初心者だと少々厳しく感じるかも知れません。

宝石・骨董品・インターネット市場などジャンル別の古物市場

取引対象の古物市場に参加してみよう

ブランド品、宝石、骨董品、インターネット市場など、古物市場には様々なジャンルがあります。知りたいジャンル別の古物市場情報は、都道府県の警察本部の広報課または情報公開課などで、古物市場情報の情報開示請求を行えば入手可能です。他県で開催される古物市場に参加したい場合、郵便での情報開示請求が可能です。

ただし、古物商売許可された品以外の営業を行うと違反になります。あくまで自分の商いジャンルの範囲で古物市場を有効活用しましょう。

関西・関東で雰囲気のまったく違う古物市場

関西の古物市場は上級者向き?

関西は本ヤリ方式が主流でペースが非常に早く、通し名(競りの間に会主側が発声する買い手の名前。例:ウエハラ→ハラなど)がかなり短く省略されることもあるので、初心者だと関西のペースに付いていくだけで手いっぱいになる可能性が高いです。上級者の方や興味がある方であれば一度経験してみても良いかも知れません。

一方、関東は競り上がり方式が主流で、通し名の略や符丁(金額の略称)を使用しない場合も少なくありません。初心者の方でも比較的参加しやすい形式を見つけやすいでしょう。最終的には関西形式にも対応できるよう、力を付けていきましょう。

まとめ

古物市場には骨董品やジュエリー、家電、お皿、時計、インターネットなど沢山のジャンルがあります。在庫整理のため、商品入庫のために古物市場を有効に活用していきましょう。地域や古物市場によっても特徴が異なってくるため、まずは参加しやすい古物市場で相場感を鍛え、上級者向け市場への参戦を目指してみてください。


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