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開業を目指す初心者さん必見!金買取ビジネスに関する基礎用語

金買取はグラム単価での買取になるため、必要となる専門用語は他業界に比べるとあまり多くはありません。そのため、「全く金買取に興味がなかった」という方でも挑戦しやすいビジネスだといえるでしょう。ここでは、金買取ビジネスの開業を検討している初心者さん向けに、外せない基礎用語をまとめてご紹介します。

【目次】

金買取ビジネスで外せない金に関する基礎用語

 ・金の塊を示す「インゴット」

 ・海外版、金の重量単位「オンス」

 ・24金(K24)、22金(K22)、18金(K18)、14金(K14)、10金(K10)

 ・日本での金取引額が決まる「金市場」

 ・ホワイトゴールド、ピンクゴールド

古物商許可に関する用語のまとめ

 ・金買取ビジネスを始めるために必要な「古物商許可証」

 ・古物商限定で開催される「古物市場」

 ・古物競りあっせん業者

貴金属買取りに外せない宝石用語のまとめ

 ・金買取は同時に宝石買取りになることも多い

 ・ダイヤモンドの価値を決める「4C」

 ・宝石鑑定機関GIA(米国宝石学会)

 ・間違えやすい「鑑定書・鑑別書」の違い

 ・カラーストーンとも呼ばれる「色石」

金買取りビジネスに必要な道具に関する基礎用語

 ・お店を守るために必要な鑑定道具

まとめ


金買取ビジネスで外せない金に関する基礎用語

金の塊を示す「インゴット」

一般に「金の延べ棒」や「金塊」といわれる金属の塊のことで、インゴットといえば、地金の金を意味します。


さらに詳しく知りたい方はこちら→【純金のインゴット】ゴールドバーの製法と品質の見極めかた

海外版、金の重量単位「オンス」

貴金属の重量単位です。日本ではグラム換算ですが、世界の金取引所では1トロイオンス(OZ)=31.1035グラム当りで米ドル建ての取引が行われています。

24金(K24)、22金(K22)、18金(K18)、14金(K14)、10金(K10)

Kは金の純度を示す単位です。日本では金製品に含まれる金の割合を24分率で表示します。これに当てはめて計算すると、それぞれの金位に含まれる純金の割合は以下のようになります。

K24=純金99.99% 以上

K22=純金91.7%

K18=純金75%

K14=純金58.5%

K10=純金42%

日本での金取引額が決まる「金市場」

金はロンドン、ニューヨーク、チューリッヒ、香港、東京など世界中の金取引所(=金市場)で毎日のように取引されています。中でもロンドン金市場が中心的な役割を担っており、ロンドンで決定された指標価格(値決め価格)が金買取業者や各国銀行における金売却の際の指標となっています。

ホワイトゴールド、ピンクゴールド

製品に含まれる純金以外の金属を割金といい、この割金に使用する金属の種類と配合率によりピンク、白、黄色、ブルーなどの色合いが生まれます。色に応じてホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドなどと呼ばれます。


さらに詳しく知りたい方はこちら→金の種類ってどれくらいある?それぞれの金の価値や買取価格とは

古物商許可に関する用語のまとめ

金買取ビジネスを始めるために必要な「古物商許可証」

古物商とは国の許可を受けて古物を販売・交換する業者のことです。その許可を警察の公安委員会から認められた際に発行される証書が「古物商許可証」です。

古物商限定で開催される「古物市場」

古物市場とは古物商間で古物の売買・交換するための市場を意味します。宝石、ブランド品、時計、骨董品、などジャンルごとに様々な古物市場があります。また、古物市場の主催者は古物市場主と呼ばれます。

古物競りあっせん業者

インターネット上でオークションなどの競りを行う業者です。

貴金属買取りに外せない宝石用語のまとめ

金買取は同時に宝石買取りになることも多い

金製品にはジュエリーも含まれるため、宝石用語や宝石に関する知識も必要になることがあります。ここでは宝石に関する基礎的な用語と知識をご紹介しましょう。将来的に宝石鑑定士の資格を取得することで顧客信頼度アップに繋がり、お店の売り上げに貢献することでしょう。

ダイヤモンドの価値を決める「4C」

ダイヤモンドの質を見極めるために4Cという判断基準が設けられています。次の頭文字を取って4Cと呼ばれるようになりました。

・Carat(カラット)

「重さ」を表す単位で、 1カラット=0.2グラムです。

・Clarity(クラリティ)          

「透明度」を表す基準です。ダイヤの透明度を損なう表面の傷や部分的な欠け、内包物(インクルージョン)の大きさ・場所・特徴などを鑑定し、評価を決めます。

・Color(カラー)

ダイヤモンドと一言にいっても茶色や黄色がかったものもありますが、肉眼では無色透明に見えます。しかし、実際には色のついたものがほとんどで、色を識別するために無色をDと表記し、色が付くに従いZまでのアルファベットでカラーを示します。

・Cut(カット)           

ダイヤモンドが左右対称か、カット面が美しいか、全体のバランスは優れているかといった観点から、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すカットが出来ているかを評価します。

宝石鑑定機関GIA(米国宝石学会)

世界中でベーシックとなっているダイヤモンド鑑定の選定基準、4C評価を開発したダイヤモンド鑑定機関です。最も信頼できる鑑定機関といわれ、中央宝石研究所をはじめとした日本のダイヤモンド・宝石鑑定機関はGIAの評価システムを元にダイヤモンドを鑑定しています。

間違えやすい「鑑定書・鑑別書」の違い

鑑定書は4Cに従ってダイヤモンドを鑑定・ランク付けし、その詳細を記載したものです。鑑別書は何の石なのかを科学的に判別したもので、宝石ランクを決めるものではありません。

カラーストーンとも呼ばれる「色石」

ルビー、サファイヤ、エメラルドなどの色のついた宝石を指します。色の鮮明さ、明るさや濃さ、内包物の有無と加熱処理の有無などにより、値段が大きく違ってきます。

金買取ビジネスに必要な道具に関する基礎用語

お店を守るために必要な鑑定道具

金買取において、K24などの金位を完全に信じるのは危険です。特に海外の金製品の場合、表記と実際の配合純金に大きなずれがあることも。また、色石やダイヤモンドつきのジュエリーであれば宝石鑑定も必要となってきます。損失を出さないためにも、持ちこまれた金製品の真価を見極めるべく鑑定道具を一通りそろえましょう。

まとめ

金買取ビジネスで必要となる知識は、何を対象とした買取ビジネスなのかによって変わってくるでしょう。例えば、工業や産業系の貴金属スクラップ買取であれば宝石に関する知識はほとんど要らないかもしれません。一方で、エンドユーザーからの買取をする場合、宝石がついた製品の金買取になることも多くなるでしょう。

ご自身の目指す開業スタイルを考えた上で、今回ご紹介した基礎用語の中から必要な箇所をチェックして知識を深めていただければ幸いです。


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