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買取は金やプラチナだけじゃない!シルバー買取の基礎知識

値段が手ごろなため、アクセサリーとして親しまれているシルバー。それだけに、買取の際は多様な品物が持ち込まれる可能性があります。地金としての買取は、銀価格と重量に応じた価格となりますが、アクセサリーや美術品としての買取の場合は、付加価値をどのように判断するかがポイントとなります。

【目次】

シルバー買取の基礎知識

 ・「付加価値のある買取」と「地金買取」には大きな価格差がある

 ・銀製品の品位表示を確認する

 ・ブランドやデザインを加味した買取

 ・CHROME HEARTS(クロムハーツ)

 ・Artemis Classic(アルテミスクラシック)

 ・Gaboratory(ガボラトリー)

 ・goro's (ゴローズ)

 ・Tiffany & Co.(ティファニー)

地金としてのシルバー買取

 ・品位と重量による買取方法

 ・銀のインゴットの特徴

まとめ


シルバー買取の基礎知識

「付加価値のある買取」と「地金買取」には大きな価格差がある

シルバーにはブランドやデザイン、宝石の価値を加味したジュエリーや美術品としての買取と、銀地金としての買取が存在します。

アクセサリーとしての銀には、デザイン料や加工料が付加されています。しかし銀の地金価格自体は、金やプラチナに比べかなり安い傾向にあり、アクセサリーを地金価格で買取するとなると、購入価格との差が広がってしまいます。

買取を行う際はアクセサリーとしての価格なのか、それとも地金としての価格なのか、納得が得られるよう説明する必要があります。

銀製品の品位表示を確認する

銀製品には、品位を証明する検定マーク(ホールマーク)が刻印されています。

日本の造幣局の証明記号では、国旗である日の丸とひし形の中に千分率で品位(純度)が表されています。品位は5区分に分けられており、999(1,000分の999)、950(1,000分の950)、925(1,000分の925)、900(1,000分の900)、800(1,000分の800)となっています。

当然1,000に近いほど、銀の含有率が高く高品位となります。しかし、純度の高い銀はとても柔らかく、加工、形状維持などが難しくなっています。そのためスターリングシルバーと呼ばれる、品位925の銀が広く活用されています。

ブランドやデザインを加味した買取

シルバーアクセサリーとして有名なブランドをご紹介いたします。これらのブランドは、地金として買い取る以上の価格になりやすいです。

CHROME HEARTS(クロムハーツ)

1988年に設立されたシルバーアクセサリーブランド。革製品も扱っており、独特のデザインがハリウッドスターなどに愛されています。世界的に人気のブランドで入手困難なことから、偽物も多く出回っているので注意が必要です。

Artemis Classic(アルテミスクラシック)

1999年に原宿で設立された、シルバーアクセサリー&レザーブランド。「カジュアルだけど少しキレイめなファッション」がブランドコンセプトとなっています。

Gaboratory(ガボラトリー)

1988年にアメリカのベニスビーチで設立。スカル、スネイク、アニマルといったモチーフがバイカー、ロックミュージシャン、ハリウッドスターなどに支持されています。シルバーアクセサリーの火付け役ともいわれています。

goro's (ゴローズ)

インディアンからシルバーの彫金を学んだ高橋吾郎創設のブランド。原宿に店舗があり、フェザーをモチーフとしたネックレスが有名です。販売数が少なく、入手困難なブランドとしても知られています。

Tiffany & Co.(ティファニー)

スターリングシルバー基準をアメリカで初めて適用した銀製品のブランド。ハイジュエリーも扱う、世界的に有名なアクセサリーブランドです。シルバーアクセサリーでは、オープンハートやリターン トゥ ティファニーシリーズが人気です。

地金としてのシルバー買取

品位と重量による買取方法

銀を地金として買い取る場合は、その日の買取価格と重量に応じた買取価格となります。例えば2018年3月の金買取価格は4,900円前後、プラチナは3,700円前後ですが、これに対して銀は64円前後となっています。(価格はいずれも1gあたり)

銀価格は2013年年初は100円近くでしたが、急落して以降概ね56~72円の幅の中で推移しています。

銀のインゴットの特徴

金やプラチナほどメジャーではありませんが、銀のインゴットも流通しています。銀地金の品位は純度99.99%以上で、本体に重量や溶接業者などが刻印で表示されています。

ただ、銀は金やプラチナに比べ比重が小さいため、同じ重さでもインゴットの体積が大きくなってしまいます。それに加えて価格が安いため、30kgなど重量のあるものが主流となっています。また、30kgより小さなインゴットには手数料としてスモールバーチャージが加算されるのが一般的です。


まとめ

シルバーは地金としての価格と、アクセサリーとしての価格にかなりの開きがあります。地金としての買取では、日々の銀価格の推移に注意を払っておくことが必要です。アクセサリーとしての買取では、シルバーの有名ブランドや人気ブランドについて、流行を押さえておくと役に立つでしょう。

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