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リユース業界は今どうなっているの?今後の展望と併せて分析してみました

金取引に関心を持っている方の中には、リユース業界の全体像を把握しておきたいと思う方もいるでしょう。一口にリユース業界といっても、活発な分野もあれば伸び悩んでいる分野もあります。今回はリユース業界の現状と、今後の展望について解説したいと思います。

【目次】

リユース業界全体では2兆円規模

 ・商品別セグメントで最も規模の大きい分野は?

フリマアプリの躍進が顕著となっている

 ・「衣料・服飾雑貨」が21.2%増加

リユース市場の分野別分析

 ・「衣料・服飾雑貨」以外の分野では?

リユース市場の今後の展望は?

 ・今後も成長していくと予測されている

まとめ


リユース業界全体では2兆円規模

商品別セグメントで最も規模の大きい分野は?

リユース業界はいわゆるB to Cだけでなく、一般消費者間の取引であるC to Cでも大きな市場を形成しています。2015年の調査ではB to Cの店舗販売による売上が9460億円と最も大きくなりました。また、ネット販売では2502億円の規模があります。

ただ、C to Cのネット販売では4039億円の売上なので、ネット販売に限定するとB to CよりC to Cの方が規模が大きくなっています。ここに業者間取引であるB to Bの4079億円を加えると、広義のリユース業界では2兆円の規模があることになります。

商品別セグメントでは「ブランド品」が2397億円と分野としては最も規模が大きく、「バイク・原付」の1721億円、「衣料・服飾雑貨」の1504億円と続きました。


フリマアプリの躍進が顕著となっている

「衣料・服飾雑貨」が21.2%増加

リユース業界の市場規模は2011年~2014年にかけて毎年8%~10%の伸び率を誇っています。いわゆる成長産業の分類ですが、その中でも2015年に21.2%の伸び率を見せた「衣料・服飾雑貨」の躍進には「メルカリ」や「ラクマ」といったフリマアプリの普及が背景にあると見られています。

フリマアプリには一般のユーザーが使わなくなったモノを手軽に他のユーザーに売れるという利点がありますが、そのフリマアプリで最も多く取り扱われているのが「衣料・服飾雑貨」です。2015年は中古品販売の利用者数第2位が「衣料・服飾雑貨」の1,681.2万人で、初めて「ゲーム・メディア」の利用者を上回りました。

フリマアプリの普及により新たなユーザー層が誕生し、従来は市場に出てこなかった商品が売買されるようになったことが、昨今のリユース市場拡大の一翼を担っているといえるでしょう。


リユース市場の分野別分析

「衣料・服飾雑貨」以外の分野では?

では他の分野ではどういった推移を見せているのでしょうか?まず、リユース市場分野別規模では第1位の「ブランド品」ですが、これは中国経済の減速により伸び率が3.8%と限定的です。この分野では為替の影響も強く受けるため、今後もインバウンド需要の見通しが不透明という見方があります。

次に「メディア市場」を見ていきましょう。「メディア市場」とは書籍やゲーム、CDやDVDなどを指しますが、市場全体では3.4%減と規模を縮小させています。この分野では電子書籍の普及やスマホゲームの台頭による苦戦が続いており、新品市場も含め今後も同様の流れが続くと見られています。

先に紹介した「衣料・服飾雑貨」のように大きく伸びている分野もあれば「ブランド品」のように横ばいの分野もあり、一方で「メディア市場」のように縮小している分野もあります。リユース市場は分野ごとに好不調の差があるので、自社で取り扱おうとしている分野の状況を、今後の展望も含めて把握しておく必要があるでしょう。


リユース市場の今後の展望は?

今後も成長していくと予測されている

最後に、リユース市場全体が今後どのような変化を見せていくのか、展望予測を紹介します。現在、業者間取引であるB to Bを除いた市場規模がおよそ1.6兆円となっていますが、これが2025年には2兆円に達すると見られています。

フリマアプリの普及によって中古品売買の経験者は大きく増加しましたが、今後もユーザー数は拡大すると見られており、2025年には日本の総人口の約半数が利用者になると見込まれています。

市場成長率自体は以前より鈍化しているものの、今後もネット販売を中心に着実な成長を見せるというのが、これからのリユース市場の展望予想です。


まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、リユース業界全体の現状や以前と比べての変化、今後の展望予想などをご紹介しました。現在、リユース業界を語るのに欠かせないのが「フリマアプリ」の躍進です。今後もネット販売を中心にリユース経験者数の増加が見込まれるので、「金取引」の分野にどのように応用できるかを模索している方もいらっしゃるかも知れませんね。

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