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意外なものにも!身近にある「金」の使用用途について

現在、金の買取業を行いたいという方は少なくありません。

古物を取り扱う職業のなかでも、その魅力はほかの中古品や骨とう品とは違うかと思います。

金といえば装飾品や投資用というイメージが強く、ほかの用途についてはあまり意識することは少ないかと思います。

そこで、今回は金の性質や装飾品以外の使用用途、装飾品としての歴史、今後の需要についてご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.金は物質としての魅力も豊富
  2. 2.ここにも金が!意外なところに存在する金
    1. 2.1.精密機器
    2. 2.2.医療品
    3. 2.3.仏具
    4. 2.4.宇宙開発
  3. 3.もちろん宝飾品は、歴史としても長い
  4. 4.金はこれからも需要が増えていく
  5. 5.まとめ

金は物質としての魅力も豊富

金といえば、金そのものを宝飾品としたものや金貨や宝石の台座として認知度の高い金属です。

しかし金の魅力は見た目だけではなく、工業の分野においても優秀な側面を持っています。

金は、電気や熱を通しやすいことやさびにくく変質しにくい、薄く延ばしやすく加工しやすい、などといった性質を持っています。

そのため宝飾以外にも優秀な性質を持った金は、工業用途でも活躍しているのです。

ここにも金が!意外なところに存在する金

先ほど挙げた通り、金の性質は大変優秀なため、生活のなかで目にする意外なところにも使われています。ここではいくつか例を挙げて紹介します。

精密機器

現在私たちが生活するうえで欠かせないスマートフォンやパソコンといった

ほとんどの精密機器には金が使われています。

精密機器のなかでは各パーツに電気が流れています。その電流に強い抵抗がかかると、電子機器は正しく作動することができません。

そのため電気が流れやすい性質や、さびにくい性質を持つ金は精密機器を動かす際に必要不可欠な金属なのです。

医療品

医療の現場でも金は大変多く使われています。

例えば金歯。金歯は目立ちますが、もともと装飾目的ではなく、金でなければならない理由があったのです。

金のさびにくい性質や、伸ばしやすい性質から、差し歯としてぴったりな金属なのです。そのほかにも鍼(はり)治療の鍼や医療現場で使われる精密機器にも金が利用されています。

仏具

日本に住んでいると、ほとんどの方は仏具を目にしたことがあるかと思います。

その仏具でも多くの金が使われています。また僧侶が着ている着物にも金糸が使われているのです。

実は日本における金には極楽浄土の意味合いがあり、歴史的に見ても私たち日本人と密接な関わりがあるのです。

宇宙開発

私たちの生活と身近ではありませんが、宇宙開発の分野でも金はとても重要な金属です。

テレビや写真で見る人工衛星における金色の部分も金が使われています。

太陽光を浴び続ける宇宙船や人工衛星は、外に熱を逃がさなくてはいけないため金の熱を通しやすい性質で外に熱を逃がしているのです。

また金は人体への影響がほとんどないため、宇宙服の中にも金が利用されています。

もちろん宝飾品は、歴史としても長い

金が利用されてきた歴史は大変長く、鉄や銅のように製錬技術も必要ないことから、古くから人類に利用されてきた金属です。

最古のものは有史以前の5000年以上前までさかのぼり、古代エジプトで利用されていたといわれています。

また旧約聖書のなかでも金を利用している場面が見られ、文化のなかでも金は人類と密接な関係を持っていたことが分かります。

金は希少性から金貨としても利用されており、紀元前7世紀から6世紀ごろには既に、アナトリア半島で貨幣として利用されていました。

日本も金との関係は古く、1世紀ごろ中国から受け取った金印については耳にしたことがあるかと思います。

また3世紀から7世紀ごろの古墳時代には剣の装飾で利用され、8世紀には東北地方で大量の砂金が発見されました。

この金の産出のため、日本は黄金の国ジパングとも呼ばれ、輸出用だけでなく、国内でも小判、金糸の着物や宝飾品などさまざまな金製品が生みだされました。

世界の歴史でも重要な出来事の際には金が関係していることが多くあります。

15世紀の南米諸国では金が原因でスペインから襲撃を受けたことや19世紀のアメリカではゴールドラッシュが起きるなど、金は人類の歴史と密接に関わりあっているのです。

金はこれからも需要が増えていく

ここまでご紹介したように、金は人類とともに歴史を歩んできました。

現在では工業利用の分野での需要が年々高まっています。

日本だけでなく世界でもASEAN諸国や中国や、インドの経済発展によって金利用人口が爆発的に増加したため、現在金の価格相場もやや上昇の傾向があります。

日本において金は、ほかの古物と異なり海外との取引が比較的容易であるため、金を取引している個人や投資家が増えているのも現状です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

金はさまざまな場所で使われており、今では生活に必要不可欠なものとなっていますが金は有限資源です。

使い続ければ金はなくなってしまいます。

しかし身の回りでなにに金が使われているか覚えておけば再利用することが可能です。

この機会に身の回りの金について一度考えてみてはいかがでしょうか。

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