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海外では人気の金の種類!K22に関する知っておきたい知識4つ

買取りの現場では、海外製のジュエリーや金貨などで目にすることが多いK22。日本ではあまり馴染みのない金種であり、買取側としては不安になることもあるでしょう。だからこそ、しっかりとした知識を持ち、安心かつ満足のいく買取りを実現したいところです。今回は、K22の買取り時に役立つ!押さえておきたい4つの知識をご紹介します。

【目次】

間違いなくおさえておきたいK22の基礎知識

 ・どの位の純度?K22との違いはあるの?

資産価値が高くかつ純金よりも実用的なK22

 ・本当に価値のある品に使われるK22

海外ではK22のジュエリーをはじめとした金製品が人気

 ・ゆるぎない価値を持つと信じられているK22

K22唯一の欠点…それは色の種類に乏しいこと

 ・純金色が好みでない人には向かないK22

まとめ


間違いなくおさえておきたいK22の基礎知識

どの位の純度?K22との違いはあるの?

ここではK22の基礎的な情報をご紹介します。


そもそもKとは?

K10、K18、K22と刻印表示されていますが、Kとは「カラット(karat)」の略称で、金の純度を24分率で示す単位です。24カラット=金純度100%=K24となります。

さらに詳しく知りたい方はこちら→【純金・K24】金純度99.99%以上・フォーナイン純金の特徴と魅力

K22の純度について

24分の22を100分率で表すと、22カラット=金純度91.7%となります。


K22の刻印について

K22製品の多くは海外製品です。そのため、金製品に財産的な価値を求める東南アジアなどではK22が主流となっています。千足金、万足金、足金、足赤、917、K22など、日本ではあまり見ない刻印がされているケースが目立ちます。


22K(後K)の買取りは要注意

海外の金製品に多い22Kのような後K表示には注意しましょう。表記よりも純度が低い可能性や完全な偽物である可能性があり、通常のK22買取り額よりも下のランクで取引される事が多いからです。

資産価値が高くかつ純金よりも実用的なK22

本当に価値のある品に使われるK22

K22は良質な宝石をまとったハイジュエリーや金貨の素材としての使用が主流です。その理由は、金純度が91.7%ととても高くK10やK18に比べて資産価値が高いからです。

例えば、日本でアクセサリー感覚として使用されるK10素材を使用したジュエリーに使用する宝石は、品質面であまり拘りのないケースが多いです。そのため、K10素材のジュエリーは買取り時に宝石の値段やデザインが考慮されないことも少なくありません。基本的には、地金の買取りレートに当てはめた買い値がつきます。

一方K22ジュエリーの場合、資産としての側面が強いです。価値のある宝石をちりばめ、デザインに凝った品も多く存在します。金の純度が高いため、当然買取りレートも上がります。さらに、宝石の価値やデザイン料が上乗せされ、取引価格がグッと上がることも珍しくありません。

K22 は、「身に付けられる資産」としての側面を持つのです。

海外ではK22のジュエリーをはじめとした金製品が人気

ゆるぎない価値を持つと信じられているK22

日本ではあまり見かけないK22ですが、中国、アラブ、東南アジアなどの海外諸国ではK22のジュエリーなどの金製品が好まれています。

なぜ、K22に拘るのでしょうか?

それは、金が唯一どの時代、どの国、どんな状況でも価値のあるものだと認められているからです。通貨の価値はインフラ、戦乱の影響を受けて価値が変動します。実際に1998年の ロシア、2002年のアルゼンチンの国家破産の際、当時の通貨は紙切れと化しましたよね。

中国・アラブ・東南アジアなどの国々では、目まぐるしく経済や国の状況が変化しています。彼らは信じていた通貨が無価値になることを、身をもって知っているのです。だからこそ、世界共通、客観的に同じ価格で取引が行われ、唯一信頼できる価値を持つ金、さらに言えば、身に着けやすい形にしたK22のジュエリーが重宝されているのです。

日本では馴染みのなかったK22ですが、近年は人気が高まり、百貨店での取り扱いも増えています。また、オーダーメーメイドジュエリーの素材としても注目され始めているのです。

さらに詳しく知りたい方はこちら→海外では人気の金の種類!K22に関する知っておきたい知識4つ

K22唯一の欠点…それは色の種類に乏しいこと

純金色が好みでない人には向かないK22

K22製品は金の割合91%以上と高いため、K18、K10のように割金で金の色合いを変えることが困難です。割金による色の変化も、ほとんど感じることができません。現在のところ日本で販売されているほとんどのK22は純金の色合いに近いです。また、海外で購入したとしても純金色が好まれるため、一般的にK22製品の色合のバリエーションは少ない傾向にあります。

こうした理由から、K22は「純金の色が好きではない」と言う方には、向かない可能性が高いでしょう。

まとめ

日本ではまだ馴染みのないK22ではありますが、「身に付けられる資産」として日本でも徐々に注目され始めています。よって、買取りの現場でも徐々に取り扱いが増えることが予想されます。本記事でご紹介した内容を、お客様とのスムーズなコミュニケーションに役立てて頂ければ幸いです。
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