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価値は様々!ガーネットの特徴とは

ガーネットは、深い赤色が特徴の石をイメージする方が多いかもしれません。これらは流通量が多く、「ガーネットは安価な宝石」というイメージを持つ人が多いものです。ただし、ガーネットの中にも希少価値が高いものもあります。ここではガーネットの特徴や評価、そして本物と偽物の見分け方などについて詳しくご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.安価なものから希少価値の高いものまでガーネットは様々
  2. 2.ガーネットは1月の誕生石
  3. 3.ガーネットの種類と評価
  4. 4.ガーネットの偽物は?見分け方は?
  5. 5.まとめ

安価なものから希少価値の高いものまでガーネットは様々

日本人から見てガーネットは、赤色のイメージを持つ人が多い傾向です。しかし、ガーネットには様々な色が存在しており、青色以外のすべての色があるとされています。一般的なイメージのある赤色は、和名であれば「ざくろ石」と呼ばれており、ガーネットの中ではもっとも流通量が多いことから、目にする機会も多いでしょう。


赤色であれば、宝石の中でも比較的価値が低いとされ、値段も安いのが特徴です。ただ、それ以外の色のガーネットは希少価値が高く、その価値は赤色をはるかに上回るものとなっています。値段の相場は、種類や品質によって異なるものの、一般的な赤色のガーネットに比べて10~100倍の差が出ることもあるでしょう。


色が違うと、通常のガーネットとはまったく異なるイメージになるので、場合によってはガーネットと気付かないかもしれません。色違いのガーネットも非常に美しいもの。今一度ガーネットの魅力を見直してみてはいかがでしょうか。


ガーネットは1月の誕生石

ガーネットは、1月の誕生石です。宝石言葉として、「真実」「友愛」「情熱」「繁栄」「実り」といった意味が込められています。「繁栄」や「実り」といった言葉の意味は、ガーネットのその原石からきています。和名で「ざくろ石」と呼ばれているその語源は、ガーネットの原石にあるのです。加工をしていないガーネットの原石は、ザクロの種子に非常によく似ています。そのため、実りや繁栄といったことを象徴する宝石として愛されてきました。


中世ヨーロッパにおいては、戦に向かう夫に対して妻がガーネットを贈って、自分自身の変わらない愛を託していたそうです。また、浮気防止を目的に持たせるようになった経緯もあったようです。


ガーネットの原産地は非常に幅広く、特にロシアやボヘミア(現在のチェコ)といった国では、古くからガーネットが多く産出されてきています。その他にも、ミャンマーやブラジル、ケニア、アフガニスタン、イラン、パキスタンなどで採掘されています。


ガーネットの種類と評価

ガーネットは大きく分類すると、7種類あります。ただし、日本においては主に次の5種類に分類されるのが一般的です。


・アルマンダイト

・デマントイド

・グリーン(ツァボライト)

・スペサタイト

・ロードライト


アルマンダイトという種類が、定番のガーネットとされる深みのある赤色のガーネットです。現在の日本での流通市場でもっとも多い種類です。逆にもっとも価値が高いと評価されているのは、デマントイド。緑色のガーネットであり、まるでダイヤモンドのような美しい輝きが特徴です。

ロシアやイタリア、そして南西アフリカなどで採掘されやすく、時として1カラット当たり1万ドル以上で落札されることもあるのです。近年では採掘量も増えてきており、日本でも高い人気を誇る逸品となっています。


また、デマントイドほど評価はされていませんが、バナジウムやクロムが含まれている濃い緑色のグリーン(ツァボライト)は、透明度や希少性が高いということで、高額で取引されることが多いのです。


ガーネットの偽物は?見分け方は?

市場にある「ガーネット」の中には偽物もあります。色の濃いルビーをガーネットとして流通させるのです。本物と偽物の見分け方の中でもっとも簡単な方法は、成分分析装置にかけることでしょう。機械で測定することによって、簡単に分析することができます。ただし、装置を用いると手間はかかるものです。


紫外線を照射することでルビーとガーネットを見分けるのが簡単な方法です。ルビーの中には、クロムという成分が含まれているため、紫外線を照射させると宝石の奥まで光ります。一方で、赤いガーネットにはクロムが含まれていません。そのため、紫外線を照射しても暗いままなのです。このように、赤いガーネットについては、宝石に詳しくない素人であっても比較的簡単に見分けることができるでしょう。


しかし、色違いのガーネットについては、分析装置にかける以外の見分け方が存在しません。鑑定書の有無を確かめることが重要になってくるでしょう。


まとめ

赤色の宝石として知られているガーネットは、様々な種類があり、そのカラーや価値も幅広いものです。一般的な深い赤みのあるガーネットは、流通量も多く安価になります。しかし、デマントイドのような緑色のガーネットは、場合によって1カラット1万ドル以上になるというのですから驚きですね。赤いガーネットについては、比較的簡単に偽物を判別することができます。他の色の場合は、分析装置を使わないとわからないことが多いでしょう。宝石の鑑定などで、お困りの方はぜひお気軽に株式会社アプレまでお問い合わせください。

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